【Mavic Mini vs Spark】DJI 2大小型ドローン徹底比較!

昨年秋に発売されたばかりのDJIの最新ドローン「Mavic Mini」。
大人気Mavicシリーズの新作ということで、発売前から期待が高まっていましたね。販売開始後はどこも品切れで、最近になりやっと手に入りやすくなってきたような印象があります。

Mavic Miniは、DJI初の200g未満の小型ドローンとなりますが、小型で軽量といえば、すでに発売されているSparkも根強い人気があります。

近年、旅行等でドローンを利用するという方も増え、性能面だけでなく携帯性の重要度も高まりつつありますが、これから買うべき小型ドローンは一体どちらなのか?今後主流になるであろう2大小型ドローンのスペックを徹底比較していきたいと思います。

1.まずはおさらい:日本国内で重要な”200g”の壁


日本国内でドローンを飛行させる場合は、事前にドローン規制について理解しておく必要があります。(昨年はこの規制を無視したことにより、逮捕者まで出ましたね・・・)

【法律だけじゃない】意外と知らないドローン規制についてのまとめ

「なんだか面倒くさそうだなぁ」なんて思ってしまいますが、この規制の肝となるのが”200g”という重量なのです。

ただし、200g未満だからといってすべての法規制の対象外となるわけではなく、Mavic Miniにも法律による規制は存在します。(その他、条例等にも注意が必要です)
【Mavic Miniも要注意!?】手のひらサイズの小型ドローンでも注意すべき規制について

しかし、200g以上のドローンに比べれば適用されるルールの数は少なくなるため、飛行させるハードルはぐっと下がることになります。

2.持ち運びしやすいのはどっち?サイズ感を比較してみる


ここからは、それぞれのスペックや価格などを比較していきます!

ドローンを選ぶ際、人によってさまざまなチェックポイントがあるかと思いますが、大前提として持ち運びのしやすさが非常に重要です。
せっかく購入しても荷物になるから・・・と家に眠らせてしまうのは勿体ないですよね。

Mavic MiniとSparkはDJIきっての小型機種となり、携帯性に優れていることも人気の要因の一つです。

2-1.各機体の重量

それぞれの機体の重量は以下の通りです。
Mavic Miniは日本のドローン規制を意識したぎりぎりの重量に設定されていますね。

  • Mavic Mini:199g
  • Spark:300g

Sparkは200g以上となりますが、きちんと飛行ルールを守ることで、国内でも安全に楽しむことができます。
しかし、200g未満のドローンに比べると適用される法律やルールの数が多い為、事前の情報収集は欠かせません。

2-2.各機体の大きさ

それぞれの機体の大きさは以下の通りです。

  • Mavic Mini:140×82×57 mm(折り畳んだ状態)・160×202×55 mm(プロペラなし展開時)
  • Spark:143×143×55 mm

Mavic Miniは折り畳みができるのも大きなポイントですね。
ぱっと見た印象では、そこまで大きな差はないように感じます。

3.バッテリーも忘れずに!使ってみてわかる飛行時間の重要度


同じDJIから発売されているドローンでも、最大飛行時間はバラバラ。
基本的にバッテリーが大きい=機体が大きいほど長時間飛行ができるため、小型ドローンは従来の機体と比較すると比較的短時間の飛行となります。

各機体の最大飛行時間はこちら

  • Mavic Mini:18分
  • Spark:16分

<参考>他メーカーの200g前後のドローン

  • H社:7分
  • S社:6分
  • N社:8分

しかし、他メーカーから発売されている同じサイズ感の小型ドローンに比べれば、その差は一目瞭然。 1本のバッテリーで10分以上飛行することができれば、空撮もしっかりと楽しむことができます。

また、バッテリーの充電には時間がかかるので、ドローン本体と一緒に予備バッテリーの用意もお忘れなく。 (出先で充電できる場所が少なかった、なんてこともよくあります)

テストフライト(練習)用に1本、空撮用に2本以上は準備しておきたいところです。

4.せっかくなら綺麗な景色を撮りたい!気になるカメラの性能は?


小型ドローンの中にはカメラがないものもありますが、 Mavic Mini ・Sparkにはしっかりとしたカメラが搭載されています。動画・写真どちらも撮影ができ、カメラの向きを変えることもできるので、見たことのない空からの景色を存分に楽しむことができます。

(ドローンのレンタル:Mavic Miniが3,800円~でレンタルできる

4-1.Mavic Miniのカメラスペック

  • センサー:1/2.3インチCMOS
  • 有効画素数:12 MP
  • 動画解像度:2.7K
  • ジンバル:3軸
  • 動画最大ビットレート:40 Mbps
  • FOV:83°

4-2.Sparkのカメラスペック

  • センサー:1/2.3インチCMOS
  • 有効画素数:12 MP
  • 動画解像度:FHD
  • ジンバル:2軸
  • 動画最大ビットレート:24 Mbps
  • FOV:81.9°

上記は一部のみ抜粋しましたが、注目すべきポイントは「動画解像度」と「ジンバル」です。

ほぼ同等クラス、むしろMavic Miniの方が小型なのに、なんと2.7Kの撮影が可能に。また、3軸ジンバルを搭載しているので、風や機体操縦時のブレに強いということになります。

ドローンは障害物のない開けた場所で飛行させることが多いので、特に気を付けておきたいのが風の影響です。綺麗な景色を撮影するためには、機体の安定度やジンバルのスペックは非常に重要になります。

スペックの確認方法については、以下の記事をご参照ください。
【しっかり比較できてる?】ドローンのカメラスペックを徹底解剖してみた①

5.撮影モード・撮影方法を比較しよう


DJIのドローンには、誰でも簡単に撮影が楽しめるモードや、特殊な操縦・撮影方法等が搭載されています。
それぞれどのような撮影が楽しめるのか比べてみましょう。

5-1.クイックショット

クイックショットは、画面上のアイコンをタップするだけで、さまざまなアングルでの撮影を楽しめるモードです。
モードの数や撮影方法は機種により異なりますが、Mavic MiniとSparkに搭載されているモードは共通の4種類となっています。

1)ドローニー

ドローニーは機体が上昇しつつ後方へ下がりながら撮影を行います。
全体の景色がだんだんと広がっていくように見せたい場面に効果的です。

シンプルながらも迫力があり、SNS映えすること間違いなしです!
美しい自然をバックに撮影してみたいですね。

2)サークル

その名の通り、被写体の周りをぐるっと回って撮影してくれるモードです。

簡単なようにみえて、一定のスピードで滑らかにドローンを回転させるのはなかなか難しいもの。
ボタン一つで360°撮影できるとても便利なモードです。ぜひとも山頂で使用してみたいですね!

3)ヘリックス

ヘリックスは螺旋状に回転しながら上昇というアクティブなシーンが撮影できるモードです。
アクションカメラと組み合わせて動画制作をするという方にも人気の撮影方法です。

これだけでもクオリティの高い動画が楽しめます!

4)ロケット

ロケットは、カメラを下方向に向けたまま機体が上昇して撮影を行います。

シンプルなカメラワークですが、”これぞドローン撮影”といった俯瞰映像が手軽に撮れるモードです。

5-2.アクティブトラック

アクティブトラックは、自動で被写体を追尾して撮影できるモードです。
コントローラーで操作をする必要がない為、スポーツをしている場面やサイクリング・ランニングをしながら撮影することが可能です。

撮影した動画を見てみたら、ずっと送信機とにらめっこしてた・・・なんてことを防げます!(操縦していると下向いてるシーンが多くなりがち)

なお、このモードはSparkには搭載されていますが、残念ながらMavic Miniには搭載されていません・・・。

5-3.ジェスチャーコントロール

ジェスチャーコントロールとは、送信機やスマートフォンを使用せず、手や腕の動き等で機体の動きをコントロールできるモードです。
手の動きでシャッターを切れたら格好いいですよね!

しかし、こちらのモードもSparkには搭載されていますが、Mavic Miniでは使用することができません・・・。

6.結局どっちがお買い得?商品価格と付属品を比較


次々と最新の機種が登場するドローンですが、優れた機種であればあるほど、当然高額になってきます。
現在主流となりつつある「Mavic2」も、必要な備品をすべて揃えようとすれば、軽く30万円を超えてしまうことも。より良い機体が欲しいとは言え、予算というものがありますよね。

「手軽にドローンを始めたい!」「初めてのマイドローンを持ちたい!」こんな時はどちらを選ぶべきなのか?付属品などを含めて検証してみたいと思います。

まずは商品価格から。今回、Mavic Miniは「スタンダード版」と「フライモアコンボ」の2パターンが用意されています。

Mavic Miniフライモアコンボ

◇Mavic Miniスタンダード版
  販売価格:46,200円

◇Mavic Miniフライモアコンボ
  販売価格:59,400円

◇Sparkフライモアコンボ
  販売価格:72,800円

(ドローンのレンタル:Mavic Miniが3,800円~でレンタルできる

こうしてみると、新機種であるMavic Miniがかなり手ごろな価格設定になっていることがわかります。
小型ドローンとはいえ、大人気のMavicシリーズが一式揃って50,000円以下に抑えられているのは衝撃的です。

次に、付属品について。「フライモアコンボ」というのは、スタンダード版にプロペラガードや予備のバッテリーが付属した手厚いセットです。(比較しやすいようにMavic Miniのみ詳しくご紹介します)

◇Mavic Miniスタンダード版

  • 機体×1
  • 送信機×1
  • インテリジェント フライトバッテリー(1100mAh)× 1
  • プロペラ1 組(予備)×1
  • Micro USB ケーブル×1
  • ジンバル プロテクター×1
  • Micro USB コネクター×1
  • USB Type-C コネクター×1
  • Lightning コネクター×1
  • コントロールスティック1 組(予備)×1
  • ねじ(予備)×6
  • ねじ回し×1

◇Mavic Miniフライモアコンボ

  • 機体×1
  • 送信機×1
  • インテリジェント フライトバッテリー(1100mAh)×3 (★)
  • プロペラ1 組(予備)×3(★)
  • Micro USB ケーブル×2(★)
  • ジンバル プロテクター×1
  • Micro USB コネクター×1
  • USB Type-C コネクター×1
  • Lightning コネクター×1
  • コントロールスティック1 組(予備)×1
  • ねじ(予備)×18(★)
  • ねじ回し×1
  • 360°プロペラガード ×1(★)
  • 2WAY 充電ハブ ×1(★)
  • DJI 18W USB 充電器 ×1(★)
  • キャリーバッグ ×1(★)

(★)がついているものが、スタンダード版にはない・もしくは数量が増えている付属品です。
差額は+13,200円ですが、プロペラガード・予備バッテリー2本・充電ハブが付いてこの価格は大変お得。

<参考>単品で購入した場合

  • インテリジェント フライトバッテリー:4,730円
  • 360°プロペラガード:1,870円
  • 2WAY 充電ハブ:4,290円

7.これから買うなら「Mavic Miniフライモアコンボ」がおすすめ!


スペック・価格・付属品をみてきましたが、小型ドローンの購入を考えている方には「Mavic Miniフライモアコンボ」をおすすめします!

理由1:小型ドローンとは思えない驚異のハイスペック
理由2:初心者でも気軽に購入しやすい良心的な価格設定
理由3:フライモアコンボなら必要な機材がすぐ揃う

(スタンダード版でも問題なく使用できますが、バッテリーほぼ確実に買い足すことになると思います)

Mavic Miniにアクティブトラックやジェスチャーコントロールが搭載されていないのは残念ですが、やはり長時間飛行・機体の軽さ・手軽な価格というのは非常に魅力的です。

購入前のお試しもおすすめです!→(ドローンのレンタル:Mavic Miniが3,800円~でレンタルできる

追記:現在Mavic MiniはDJIオンラインストアや正規販売代理店にて予約を受付中。→2020年1月23日現在、購入可能になってます!
詳細については、下記公式HPにてご確認ください。
https://www.dji.com/jp/mavic-mini

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