
【DJI新作ドローン登場!】性能は?価格は?Mavic Air 2を徹底解剖
次に出るのはMavic?Phantom??産業機???など、様々な憶測が飛んでいましたが、大人気Mavicシリーズの最新作となる”Mavic Air 2″が発表されました!

気になるスペックや販売価格、従来のMavic Airとは何が違うのか?という点について解説していきます。
調べれば調べるほど、歴代Mavicの中でもけた違いに優れているような気がしてきました・・・。
コンテンツ
1.Mavic Mini/Mavic 2を思わせるビジュアル
予告ページを見る限り、次にくるドローンは「クールなビジュアルで、高性能ドローンなんだろうな~」と考えていましたが、今回発表されたMavic Air 2の外見は、まさしく予感的中でした!(Airのバージョンアップとは思っていませんでしたが)
Mavicシリーズの中でも新しいMavic Mini・Mavic2シリーズを思わせるグレーのボディで、無駄をそぎ落としたシンプルな設計になっています。画像だけでは見間違えることもあるかもしれないですね。
Mavic Air 2 | Mavic Mini | Mavic 2 |
![]() | ![]() | ![]() |
よく見ると、Mavic Air 2のみバッテリーの部分に「DJI」のマークが入っているようです。
2.Mavic Air 2の特徴
Mavic Air 2は一体何ができるドローンなのか?公式HPで紹介されている通り、飛行性能・カメラ性能ともに格段にバージョンアップしていることがわかります。
なんだか色々とすごくてびっくりです。
2-1.最大飛行時間34分
これまで、30分以上の飛行となるとPhantomやMavic2クラスのドローンを使用する必要がありましたが、なんとこのMavic Air 2は34分という驚異の長時間飛行が可能になっています。(一般向けドローンで最長レベル)
1本あたりの飛行時間が長いというのは、かなり嬉しいポイントですよね。

2-2.8Kハイパーラプス
バージョンアップの目玉は飛行性能だけでなく、カメラの大幅な改良にもあります。
Mavic Airに比べてセンサーサイズが大きくなっており、48 MP写真の撮影が可能になりました。また、ハイパーラプス機能を使えば、なんと8Kの撮影もできるというから驚きですね・・・!
普段あまりハイパーラプスで撮影しないという方にこそ、ぜひこの高画質を体感していただきたいところです。

2-3. APAS 3.0 障害物回避
これまでのMavic Airにも障害物回避機能が搭載されていましたが、従来のバージョンよりも大幅にアップデートされているとのことなので、どの程度の精度なのか試してみたくなりますね。
Mavic Miniにこの機能がなかったのは残念でしたが、やはり障害物センサーがあると非常に心強いです。

3.Mavic Airとのスペック比較
次に、Mavic Airとのスペックを比較してみていきます。
コンパクトさが売りのMavic Airとしては、サイズが若干大きくなっているものの、飛行時間やカメラ性能を見る限り許容範囲ではないでしょうか。
Mavic Air 2 ![]() | Mavic Air ![]() | |
寸法(折り畳み時) | 180×97×84 mm | 168×83×49 mm |
寸法(展開時) | 183×253×77 mm | 168×184×64 mm |
離陸重量 | 570 g | 430 g |
最大飛行時間 | 34 分 | 21分 |
最大飛行速度 | 68.4 km/h | 68.4 km/h |
ジンバル | 3軸 モーター搭載ジンバル | 3軸 メカニカルジンバル |
センサー | 1/2インチCMOS | 1/2.3インチCMOS |
動画解像度 | 4K @60 fps | 4K @30 fps |
写真解像度 | 48 MP | 12 MP |
障害物検知(前方) | 0.35 ~ 22 m | 0.5 ~ 12 m |
障害物検知(後方) | 0.37 ~ 23.6 m | 0.5 ~ 10 m |
障害物検知(下方) | 0.1〜8 m | |
コントロールモード | 送信機 | 送信機/モバイル端末/ジェスチャー |
最大伝送距離 | MIC(日本):6000 m | MIC(日本): 2000 m |
最大飛行距離 | 18.5 km | 10 km |
動作環境温度 | -10°C~40℃ | 0℃~40℃ |
内部ストレージ | 8 GB | 8 GB |
ジンバル可動範囲 | チルト: -135°~45° ロール:-45°~45° パン:-100°~100° | チルト: -100°~+22° ロール:-30°~+30° パン:-12°~+12° |
静止画サイズ | 48 MP 8000×6000 12 MP 4000×3000 | 4:3、4056×3040 16:9、4056×2280 |
静止画モード | シングルショット:12 MPと48 MP バーストショット:12 MP、3/5/7枚 オート露出ブラケット (AEB):12 MP、3/5枚(0.7EVステップ) タイマー撮影:12 MP、2/3/5/7/10/15/20/30/60秒 スマートフォト:シーン認識/ハイパーライト/HDR HDRパノラマ: 垂直 (3×1): 3328×8000ピクセル (幅×高さ) ワイド (3×3):8000×6144ピクセル (幅×高さ) 180° パノラマ (3×7):8192×3500ピクセル (幅×高さ) スフィア (3×8+1):8192×4096ピクセル (幅×高さ) | シングルショット HDR バーストショット:3/5/7枚 オート露出ブラケット (AEB):3/5枚 (0.7EVステップ) インターバル: 2/3/5/7/10/15/20/30/60 秒 パノラマ: 3×1:42°×78°、2048×3712 (W×H) 3×3:119°×78°、 4096×2688 (W×H) 180°:251°×88°、6144×2048 (W×H) スフィア (3×8+1):8192×4096 (W×H) |
動画解像度 | 4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60 fps 2.7K:2688×1512 24/25/30/48/50/60 fps FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/120/240 fps 4K Ultra HD HDR:3840×2160 24/25/30 fps 2.7K HDR:2688×1512 24/25/30 fps FHD HDR:1920×1080 24/25/30 fps | 4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30p 2.7K:2720×1530 24/25/30/48/50/60p FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/120p HD:1280×720 24/25/30/48/50/60/120p |
動画 最大ビットレート | 120 Mbps | 100 Mbps |
4.これまでの送信機と何かが違う?
Mavic Air 2の送信機のビジュアルは、これまでのMavicシリーズとはちょっと異なるようです。
送信機の下部に付いているアームにデバイスを挟みこむタイプから、送信機の上部にデバイスを設置して使用することになり、操作性は格段に向上していると思われます。

個人的には、アームの隙間に埃が溜まったり、使用中にスマートフォンがずれてくるのがストレスだったので(送信機を持つ手に力が入りすぎ・・・?)、今回の設計変更は嬉しいポイントです。(Phantomの送信機は安定感があって好き)
5.バージョンアップしまくりなのに意外と安い
前回のMavic Miniも自分としても結構衝撃的な価格でしたが、このMavic Air 2も「え?この値段でいいの?」というのが最初の印象です。
↓Mavic Air/Air 2の価格比較
Mavic Air 2![]() | Mavic Air![]() | |
スタンダード | 105,600円 | 84,700円 |
Fly More コンボ | 132,000円 | 127,160円 |
いくら長時間飛行が可能とはいえ、予備バッテリーは絶対欲しくなるので、買うならFly moreコンボを強くおすすめします。
スタンダードな機体と送信機のセットは+2万円となっていますが、Fly more コンボだとほぼ変わらないというのは驚きです。(セット内容の詳細についても、別記事でご紹介していきます!)
6.まとめ
おもちゃみたいなビジュアルのMavic Airも良かったですが、これから購入するなら断然Air 2ですね。
(趣味の空撮はMavic Miniで十分!と思ってたけど、Air 2に揺らぎそうです)
手に入れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、開封レビューや操縦方法について、どんどんご紹介していきたいと思います!